真宗大谷派 仏間巾180cm No.1

唐津市相知町へ納入しました。東本願寺派(東京)のご門徒でした。
上質な仏壇を求めて、これまで仏壇店を何軒もまわられたそうです。
選ばれた仏壇は、伝統工芸品でした。その仕事は、名に恥じない精巧
な職人技です。三方に開く六枚の扉に押された金箔は、金の純度が
高い1号金箔です(通常は4号)。
その特有の黄金色が仏壇を包みこみます。
また、良質の錺(かざり)金具が贅沢に使われているのも特徴です。
漆の黒色と金具の金色のコントラストに目が奪われます。

東京に本山のある東本願寺派の宗紋は、使用する仏具はほぼ変わり
ませんが、真宗大谷派と異なります。今回は、御文箱と打敷が宗紋入りです。
東本願寺派紋入り仏具の規格は非常に少なく、今回も特別につくりました。
弊店では、標準サイズの打敷に限りましては常時在庫をもっております。
 今回は、仏壇の上部と”かもい”との間に空間ができましたので、本竹製の
御簾を取り付けました。最下部写真が取り付け前です、ご覧ください。

 

金仏壇 納入例