その他仏具
過去帳
主に、浄土真宗で用います。過去帳を乗せる見台を合わせて使用します。1枚目の見台は、黒塗二本脚で金具打ち。
2枚目は、過去帳と見台に揃いの蒔絵入り。
過去帳への書き込みも承ります。
具足
火立、花立、香炉などをまとめて具足とよびます。宗派専用からモダン向けデザインなど様々な種類があります。
写真1枚目の大森孝志氏作は緻密な彫入りの逸品です。2枚目は、真宗大谷派専用の具足です。
吊灯篭
仏壇の天井より吊り下げ、本尊の面を照らします。電装は高輝度LEDを使用します。
写真1枚目は、本竹・紫檀製。2枚目は、本願寺派用の六角型猫脚(東の脚は丁足)です。
供物台・高月
お供え物をのせる仏具です。
お仏壇の高さがおおよそ90cm以下の場合は脚の低い、写真1枚目のタイプをよく用います。
写真2枚目は、木製金虫喰塗り(籾殻で虫喰いをつくり、銀蒔き、上塗り、研ぎ出し)。会津工芸品。
打敷
仏壇や卓に敷き掛ける荘厳具です。三角形と長方形があり、浄土真宗は三角を使います。
生地には、正絹・人絹などがあります。お盆には、涼しげな紗織りが人気です。
金襴生地(反物・ハギレ)も取り扱っております。
りん
りんは、製造方法、素材にて分類されます。鋳造と鍛造、錫や銀の含量などによって音色が異なります。
写真1枚目は大谷派の四角のりん。2枚目は、家具調向け球型りん「たまゆら」。様々な色があります。
湯呑
湯や水を供える湯呑です。
浄土真宗では茶は供えません。
花鋲に樒を挿して供えます。
こちらは一般的な形の湯呑です。その他にも、陶器で2重底構造のもの、金物の湯呑もございます。
香合
香を納めます。焼香は、線香より香木を直に味わうことができます。御法事の際に用います。こちらは、唐草の蒔絵入り。その他、種類豊富に取り揃えております。
アロマ・香炉
床の間などに置きます。部屋焚き(スティック、コーン)や、空薫(香木)に用います。聞香用香木、伽羅、沈香も道具と併せて揃えております。アロマ香も多数ご用意しております。
造花
花器付きのハス造花が人気です。精巧な花びらと肉厚な葉、本物と間違えるほどです。お盆の床ノ間に、掛軸と合わせてお飾りするのがお勧めです。