寺院用品 納入例
仏像
弘法大師と不動明王の御用命を頂きました。寺院用仏像も海外製が大半となりましたが、尾張仏師が製作いたしました。
熊本のお客様より御注文をいただきました。不動明王ですが、御身体が赤色の「赤不動」です。中山身語正宗の本尊です。
左は浄土宗の脇侍本尊像。右は中山鬼子母神像。彩色は丁寧に細かく鮮やかに。安心できる国内仕上げが中心です。
新築納骨堂の納骨壇と合わせて本尊も納品いたしました。現場は長崎県松浦市です。九州北部に伺っております。
礼盤・護摩壇
左は宮若市の浄土宗寺院様です。右は熊本県の阿蘇くじゅう国立公園内に再建された奥之院様に。降灰対策にて白木です。
上記の奥之院をもつ寺院様に円壇を納品。蓮華がとても美しく煌びやかです。壇上で仏の灌頂が行われます。
木花・常華
13本立の木製総金箔仕上げです。色分け四つ割り木瓜具足と後方の正絹法被を合わせて納品いたしました。
熊本の寺院様に法隆寺型木花を納入。繊細な蓮華を極彩色にて仕上げました。切子型具足は修復(色付け直し)です。
佐賀の寺院様御堂に、小ぶりで優雅な9本立の木製極彩色仕上げを納入いたしました。タレカブラ型具足は新調品です。
天蓋
天蓋にも仏天蓋や人天蓋があり、また形状や寸法も様々です。総金箔仕上げが多いようです。
熊本県阿蘇の寺院様に六角天蓋を納品いたしました。大型品の取付けは足場を組んで行います。
柱巻き・五色幕
長崎の曹洞宗寺院様に柱巻きと五色幕を納入。柱巻きの金襴は重量もあります。本堂は天井が高く、高所作業となります。
御簾・法被
筑後の天満宮様へ納入した御簾の御紋は、本金糸を使用。鳥栖の清正堂に竹御簾、大川市の県重文像の御前に法被を納品。
社号額・山号額
どちらの額も、欅材に手彫り彫刻で本金箔押し、摺り漆仕上げ。山号額は、唐津市の寺院様へ納品いたしました。